FXとは?初心者でもわかりやすい基本情報!

 

FXの基本情報を解説!

FXとは、為替、つまり他の国の貨幣を売り買いして利益をだすことです。

 

例えば、

1ドル120円の時に買う。

1ドル200円の時に売る。

「結果」 80円の儲け

 

このような仕組みを利用して、利益を上げていくのFXです!

簡単そうに思えてきませんか?

 

簡単なFXの仕組み

FXとは「Foreign EXchange」と言われており、正式名称は開国為替証拠金取引と言われています。難しく書いていますが、要するに単なる通貨の売買のことです。

 

扱うのは円だけでなく、ドルやユーロ、さらにはポンドなどの通貨を売り買いしていきます。通貨は基本的には2つの間で取引を行います。(円とドルなど)

 

例えば日本円でアメリカドルを買ったとすると、ドルを買い、円を売るという取引になります。また、ユーロで中国の元を買う(ユーロ売り)という取引があるように、扱う通貨は必ずしも円が基本とは限りません。

 

よくニュースなどで流れている「1ドル120円で取引されています」というアナウンスは、通貨の価値を表しており、このことを日本円とドルの交換レートと言われています。

 

この交換レートというのは、一定ではなく常に変動しており、FXではこの変動を利用しながら売買を行い利益を狙っていきます。

 

具体的な取引を見ていきましょう。

仮に1ドル100円の時に1ドルのみ購入していた場合、次の日に1ドル120円になった場合は、20円の利益になります。

しかし、取引をする場合1ドルのみ購入するのではなく、より多くのドルを購入することになります。例えば、1000ドルを購入した場合、利益は2万円ということになります。

 

このように、ドルの変動を利用して利益をあげることができるのです。この変動の流れを知ることでより多くの利益を上げることができるのがFXです。

 

この変動を知るためのツールとして利用されるのが、チャートが一般的です。チャートとは、貨幣の値動きをグラフ上に表したもので、価格変動の傾向を掴むことができます。

 

FXの基本的な流れを押さえたら、どのようにFXを始めるのかというのを見ていきます。

 

FXの取引の流れ

 

FXで取引を始めるためには、まずFX取引ができる会社で専用の口座を開設しなければなりません。口座を開設した後に、指定された口座にお金を入金して、取引ができるようになります。

 

始めるお金は会社によって異なりますので、ここでいくらから始められるかの明言は避けさせていただきます。

 

最近では、PCを使ったFX取引のほかにも自分の携帯やタブレット端末からも、専用のアプリを使って取引することも可能です。

 

FXの業者は一つではなく、多数ありそれぞれメリット、デメリットがあります。ゆっくりと一つ一つ確認し、自分にあったFX業者を見つけていきましょう。

 

次にFXのメリットについて紹介していきたいと思います。

 

FXのメリットとは。

 

巷で話題となっているFX。最近では仮想通貨を絡めたFXもかなり有名ですね。なぜ、これほどまでにFXに取り組んでいく人が増えているのでしょうか。FXの魅力について皆さんにお伝えしていきたいと思います。

 

(1)FXは少額から行うことができる。

(2)FXは景気に関係なく利益を狙うことができる。

(3)FXでは金利でお金が増えていく。(スワップポイント)

 

簡単に紹介するだけで、3つのメリットが存在します。今度はこの3つをもっと掘り下げて見ていきたいと思います。

 

(1)FXは少額から投資を行うことができる。

FXの中でも大きな魅力の一つとも言えるのが、この大きな資金を必要としないという点です。投資を行うためには、一般的には大きな資金を用意しなければならないというイメージが強いですが、このFXにおいては、少ない資金でも利益を大きく狙うことができるのです。

 

一般的に株式投資を始めるためには、10万、50万と言ったお金が必要になりますが、FXでは5万円からでも十分に大きな利益を狙うことができます。

 

その仕組みをレバレッジと言います。レバレッジとは、「手元のお金以上の資金を動かすことのできる仕組み」です。

 

つまりFXにおいて、レバレッジを利用することによって少ない金額でも大きな資金を動かせるため、少額からでも始められるということです。

 

例えば、レバレッジをかけた例を見てましょう。

(ここに図を挟む)

 

この画像が示す通り、手元に5万円しかなくても、10倍のレバレッジをかけることで50万円のお金を動かすことができるのです。

 

日本では法律的に最大で25倍のレバレッジをかけることができるので、簡単に言うと5万円を25倍のレバレッジをかけることによって125万円のお金まで動かすことができるのです。

 

つまり、1ドル100円の時に125万円分かっていたとすると、1ドルが101円になった時には資産額は126万円となり、わずか1円動いただけで資産が1万円も増えるのです。

 

元手が5万円でしたので、一回の取引で約20%もの資産が増えたことになります。

 

もちろん、レバレッジをかけるということはいい面だけではありません。利益が25倍にもできるということは、損失も25倍になるというリスクもあります。

 

しかし、レバレッジを効果的に使うことによって、少ないお金でより多くの金額を動かし、利益を得ることができるのです。

 

(2)FXは景気に関係なく利益を狙うことができる

一般的な投資であれば、価格が上昇する前に、購入し、価格が上がったら売却するという流れで投資を行うと思いますが、このFX投資においては価格が下がっていく状態でも購入し、利益を出すことができます。

 

つまり大不況に日本が陥ったとしても、FXは利益を出すことができるのです。

 

しかし、一般的な株式投資の場合間違いなく不景気に陥った場合、損失がでますよね。この点、FXであれば、円安や円高、さらに不景気の場合でも関係なく利益を出せるのです。

 

これは、なぜかと言うと、2カ国間における為替の取引を行うため通貨の価格変動の影響を受けないからです。

 

FXにおいては、「買い」から入る取引のほかに、「売り」から入る取引もできるためこのような利益の出し方が可能になります。

(ここで取引のわかりやすい図を入れる)

 

わかりやすい例でたとえると、一般的な投資法であれば、1ドル100円の時に購入し、価格が上昇して1ドル110円になった時に売ることで利益を得ることができます。これが「買い」から入る投資法になります。

 

ですが、FXにおいて1ドル100円の時に売却し、1ドル90円の時に購入するということで、10円の利益を取るという「売り」から入る投資法をすることができます。

 

つまりFXには2種類の投資方法があり、一方が「買い」から入る投資法であり、一方が「売り」から入る投資法になります。

 

まとめますと、この2種類の投資法を利用してFXを行うことによって景気の変動に影響されず利益を出すことができるというわけです。

 

(3)FXでは金利でお金が増えていく

FX投資においては、売り買いを行うだけでなく外貨を保有しているだけでその国金利の恩恵を受けることができる仕組みがあります。

 

日本の金利は低いですが、海外では金利の高い国が多数存在し、その国にお金を預金することで外貨の金利を受けられることはご存知だと思います。

 

このような仕組みはFXにおいても実在しており、外貨をもっているだけで金利スワップポイント)が入ってくるためお金が増えていくことになります。

(正式には、FXで売買を行った時に2国間で生じてしまう金利の差のことをスワップポイントと言います。)

 

日本の金利は現在わずか毎年、0.1%ですが、他の国では日本とは考えられないような高い金利を設定している国もあります。例えばトルコの通貨トルコリラではなんと年間8%の金利がつきます。

 

もし、日本の円とトルコのトルコリラの売買を行った場合、どうしても二カ国の間で金利の差ができてしまいます。その差をスワップポイントとして取引のたびに得ることができるのです。またこのスワップポイントは毎日付与されるのでスワップ金利とも言われたりします。

 

では次にスワップ金利の具体的な金額を見ていきたいと思います。