タイムバンクとは一体どんなサービス?仕組みや利用方法を世界一わかりやすく解説します。
タイムバンクとは
タイムバンクとは人の時間を売り買いすることのできるサービスで、1年ほど前からリリースされています。2019年1月現在、上場している人の数は約400人程度であり、まだまだ他の投資案件に比べて種類が少ないのが難点です。
基本的にこのタイムバンクにおいては人の時間を10秒単位で売ることや買うことができます。要するに「時間の取引所」がタイムバンクです。
このサービスは株式会社メタップスによって運営されており始まったのは2017年の9月です。初めはIOSのみのサービスとなっていましたが、現在ではAndroid版でも利用できます。ですが、PCでの取引をすることはできません。
このサービスの一番の魅力は、人の時間を取引し、その人が提供するサービスを購入できることです。
たとえば、あの堀江貴文さんとのビデオチャットも可能です。(現在価格で34万円)
有名人のサービスを利用しようと思えば、お金はかかりますが、今まで出会うことのできなかった人とつながれるという点でタイムバンクはとてもユニークであると思います。
タイムバンクの仕組み
タイムバンクの仕組みは非常に簡単です。タイムバンクに自分の時間を上場する人(発行者)と、時間を買いたい人(投資家)の2種類から成り立っています。
先程は堀江貴文さんの例を出しましたが、タイムバンクの時間を発行する側は有名人だけではなく一般人も特定の条件をクリアすることで発行することができます。
この条件は別記事にて解説していきたいと思います。
タイムバンクは主に発行側と時間を買う投資家の2種類から成り立っており、購入者は時間を利用して発行側が提供するサービスを利用するか、価格が上昇してから売却する方法にて利益を得ることができます。
タイムバンクの利用方法
実際にどのようなことができるのか、株や、FXさらには最近話題になっているValuとはどう違うのか疑問に思っている人もいると思いますので、具体的にどのようなことができるのかを、ここでは紹介していきたいと思います。
具体的にできることは以下の4つです。
(1)上場している人の時間を売買する
(2)タイムバンク内のイベントに参加する
(3)購入した時間を利用する
(4)タイムバンク内で自分の時間を発行する
1)上場している人の時間を売買する
最初の利用方法は、タイムバンクに上場している人の時間を売買して利益をあげる方法です。
最小購入単位は10秒からであり、もっとも高い価格となっている落合陽一さんの場合でも6000円ほどあれば、購入することができます。また、ここで注意しなければならないのですが、タイムバンクにおいて上場されている銘柄はある程度ボラティリティがあります。中には一日に50%も上下するなど、数字だけ見れば仮想通貨と同じくらい大きな変動を見せる銘柄もあります。
そのため、価格の変動が激しくボラティリティの高さを利用して利益を上げている人もいますが、逆に損をする可能性もあります。
また、取引高があまり多くなく、そのため一日に流通しているお金の量が少ないため大きな取引をして利益をあげるという方法はタイムバンクはむいていません。
タイムバンクの売買において利益をあげようと思う方は、基本的には安い上場したての時間を買い占めておき、価格が上昇したら売るという方法が一般的です。
なぜなら、株式等に比べて発行されている量が少ないため個人でも簡単に市場を独占することができるからです。
次に他の方法でタイムバンクで稼ぐ方法を紹介します。
2)タイムバンク内でのイベントに参加する
タイムバンクでは、流通量を多くするために週に3回ほどイベントを開催しています。そのイベントの中で上位に入ることによって、賞金や上場している人の時間を無料で手に入れることができます。
イベントで上位に入ることは難しいのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、タイムバンクで上位に入るのは比較的簡単で、筆者も何度も上位入賞を果たしたことがあります。
ただ最近では、賞金の金額が下がってしまい、今までは1位が3万円ほどもらえていたのですが、1月現在では2万円しかもらえないので、おいしくなくなってしまいました。
①時間甲子園
イベント期間中における約定回数を競います。一日の開始値よりも高く約定した場合にのみカウントになります。1位になると20000円が賞金として普及されます。2位以下には福引と言われる、上場している人の時間をランダムで交換できるチケットが与えられます。
ある程度の資金(10万円ほど)がタイムバンク内で入金されていれば、問題なく上位の入賞を狙うことができます。
②タイムクエスト
イベント期間中における購入した銘柄の種類で競います。理論上はすべての銘柄購入することで、1位になることができるため、しっかりとした戦略を基に動けば1位をとることが可能です。
実際に1位2位3位で入賞を果たす方はすべての銘柄を購入しています。
銘柄購入数が並んだ場合は、期間中に使った金額によって差をつけます。
タイムクエストは時間甲子園と賞金の額は変わりません。
③賞金争奪イベント
不定期で開催される大きな金額をかけたイベントです。イベント期間中における取引高によってランキングが決定します。
100万円規模のお金を回していくので、非常に手間と手数料がかかりますので、入念な準備が必要です。
しかし、上位入賞を果たすことで、上記の二つのイベントよりも多くの金額を手に入れることができるので、イベントで稼ぐことを狙っているひとはこのイベントを避けることはできません。
もし、チャンスがあったら全力で狙っていきましょう。
実際に参加してみた感想
イベントに参加してみて思ったのがプレイヤーの少なさです。実際にイベントで競っていたのは10人ほどで、言ってしまえば簡単に報酬圏内である10位以内に入ることができるということです。
しかし、購入手数料は運営側から補填されるので、問題ないのですが、売却手数料に関しては補填されないので約定回数を競うものであったり、お金をどんどん回して回転率を競うイベントに関しては費用という面である程度のお金がかかります。
1位ととろう思ったら1万円以上は最低必要になるので、損することも十分ありえます。
参加自体は誰でもできますし、競技人口は非常に少ないので興味があれば参加してみてください。
3)購入した時間を利用する
次にタイムバンクの3つ目の利用方法の紹介です。上場している人の時間をある程度購入したら、その時間を出品されている「サービス」と交換することができます。
これはどういうこと?と思う方もいるかもしれませんので実際の例でみていきたいと思います。
このように、堀江貴文さんが出品しているサービスをこの価格で利用できますよ、という風に設定されています。この価格は基本的に現在の上場している人の価格に基づいて決定されています。
堀江さんの時間が現在1秒=320円ほどですので、このような価格になっています。
32万円でビデオチャットができると考えると、その価値はどうなんですかね。もしかしたら、安いと思う方は利用してみてはいかがでしょうか。
タイムバンクを利用する方法の一つとしては、購入した時間を利用してこのようなサービスを受けるとうことです。
最後に紹介するのは、発行者側としての利用方法です。
4)タイムバンク内で自分の時間を発行する
今までは、タイムバンクで人の時間を買う人をターゲットに書いてきましたが、今度は自分がタイムバンクに上場して、時間を発行する方法について紹介していきます。
時間を発行するためには、応募すれば誰でも発行できるわけではなくタイムバンク側が設けている審査に合格する必要があります。
その審査は「影響力偏差値」という指数を使って行われています。この「影響力偏差値」というのは、自分のFacebook、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNSにおいて
どれだけ影響力ももっているかという指数になります。
主にSNSにおけるフォロワー数、引用率、いいねなどの数によって指数が算出されます。
指数の要素は公開されているのですが、どのように算出するのかというアルゴリズムは一般的に公開されていません。
登録に至るまでに必要な指数が
(1)30歳以下であるならば偏差値が54以上
(2)31歳以上であるならば、偏差値が57以上
という規約があります。平均値が偏差値50であることを考えるとある程度影響力がなりと審査に通ることは難しいということになります。
タイムバンクにおいて実際に偏差値スコアを算出する方法があるので、上場を考えている人はためしてみてください。
タイムバンクをはじめよう
ここまでタイムバンクにいて説明させてもらえましたが、とりあえず始めてみることでいろいろなことが見えてくるかもしれません。
少し資金が必要になりますが、株式やFX ほど資金が必要にはならないので、興味がある人は手元の端末からアプリをダウンロードしていただくと、すぐに始めることができます。
下記に招待コードを記載しておくので、これを入れていただくと福引券というランダムで銘柄がもらえるチケットが手に入るので始める人は是非、招待コードを入れて始めてみてください。
招待コード:KPrlWs
一緒にタイムバンクを楽しんでいきましょう。