REPって何?株式投資において必要なこととは。

 

はじめに

皆さんは貯金をする派でしょうか、それとも投資を行う派でしょうか?

 

現在では貯金神話は崩れており、現実的に投資を始めた方が結果的に資産を築くことができるという結果が出ています。そこで今回は初めて投資する人へ向けた、簡単な分野の分析を行っていきたいと思います。

 

投資については難しく考える必要もなく、自分がどのようにして資産を築いていきたいかを考えていただきたいと思います。基本的には短期と長期で考えられますが、今回は長期という面から考えていきたいと思います。

 

ですので、このブログでは短期的に爆上げができるような話は何一つありませんのでご了承ください。

 

何を重視するべきなのか?

投資をする上で重視すべきなのは大きくわけて二つです。

 

債権を買うか、株式を買うかの二つであると思います。

 

他にも不動産投資等ありますが、不動産投資は思っている以上にリスク管理が非常に難しく、売却も簡単に行うことができません。ですので初めて始めるのであればオススメはしません。

 

債権とは基本的に、最初に満額の70-80%を支払い、期日(およそ10年~15年)に満額を受け取れるというものです。年率に換算すると7.5%ほどになるので、投資価値としては十分にあります。

 

二つ目は株式投資ですが、これは皆さんご存知の通り株を購入するというものです。しかし、債権に比べて確実性もなく、大きなリスクをはらんでいるものも多くあります。適切な分析がないままに購入すると、元本割れといったリスクを被ることもあります。

 

今回は株式投資について注目していきたいと思います。

 

成長する分野を見極める

株において重要なことは、投資した企業がこれから成長していくかどうかです。つまり成長しない企業に投資することは、投資とは言えません。

 

成長する企業とは、要するに成長する分野に属しているということが簡単に判別することのできる条件になります。

 

しかし、成長する分野においても、いくつかの企業はその中で競争に晒されることになり淘汰されていきます。そこで考えていかなければならないのは、成長する分野において、成長する企業を探すということです。

 

割安な株を見つける

 

株において二つに重要なことは企業の実績がすでに株価に反映されているかどうかということです。もしすでに反映されているのであれば、優良企業であっても投資価値は非常に薄いということになります。

 

しかし、未だ企業の価値が株価に反映されていない、いわゆる割安株である場合、投資する価値は十分にあります。

 

ではどうしたら割安株を見つけることができるのでしょうか。

 

1)REPで判別する

REPとは、一株ごとにおける純利益の何倍であるかを表した数字になります。

 

つまりこの倍率が低いと株価は割安であると判別することができます。逆にこの数字が高いと、株価は割高であると考えることができます。

 

現在の日経平均に比べると15倍程度ですので、それよりも高い場合は割高である。それよりも低い場合は割安であると判別することができます。

 

2)ESPを考える

REPを考える上でかかせないのがこのESP。ESPとは一株にどれだけの純利益が含まれているかという数字です。

 

計算式は非常に単純で、純利益÷株式発行枚数で計算することができます。

 

REPを考える上での問題点

REPにおいて重要なのは、計算に使った数字が将来における数字も考慮しているということです。つまり業績がこれから低くなる見通しがある会社であるならば、たとえREPが低い数字であっても購入してはいけないのです。

 

また、これから大きく成長が望める分野。一部IT系などにおいてはREPが割高に計算されますので、REPが高くても購入するべきであると見ることができます。

 

つまり単に数字だけで判断するのではなく、その会社のもっている未来の結果も考えて投資しなければならないのです。

 

まとめ

 

投資家には主に二種類いると言われており、それが保守的投資家と積極的投資家です。保守的投資家は、投資にかける時間を極端に減らしつつも元本を保全した、リスクの低い投資をめざします。

 

対して積極的投資家は、多大な時間と労力を投資につぎ込み、徹底した分析によって市場における平均的なパフォーマンスを上回ることを目指します。

 

時には保守的投資家の結果が積極的投資家よりも多い時がありますが、最終的に多くの利益を獲得できるのは、知的な労力と時間をかけた積極的投資家に他なりません。

 

だからこそ、私たちはこのようなREPに基づいた分析をはじめ行っていかなければならいないのです。