現代の魔法使い 落合陽一が予言するこれからの日本

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引用元:https://kenpoku-art.jp/artists/yoichi-ochiai/

 

今回は落合氏が予測する新しい労働の在り方について紹介していきたいと思います。

 

 

AIによる新しい可能性の実現

 

日本は現在少子高齢化を迎えていますが、落合陽一氏によればこのリスクは逆にチャンスにつながるということです。

 

少子高齢化の根本的な問題は、労働力の不足です。つまり、労働力が不足していなければ少子高齢化は問題ではないということが挙げられます。

 

その労働力の不足というのは、テクノロジーによって解決できるというのです。

 

具体的には、もうすぐでくるAIの大規模な導入です。

 

そのことによって、人間の物理的な作業量が減り、今までの労働力で充足する世の中になるのです。

 

たしかに、そこには低賃金や失業といったリスクがありますが、経営者側から見ると、コストが下がることで、高利潤を生み出すことが可能になります。

 

このことによって働く人への適性な賃金の支払いが進んでいきます。

 

さらに作業量の低下によって、副業やダブルワークも大きく見直される結果になるというのです。

 

今までのような一つのコミニティに所属する必要がなくなるので、様々な業種の人と、交流することができるようになるので、自分自身の業種の種類を多くすることができます。

 

このようにいろんな業種を掛け持ちすることを、落合氏はレア度が増すという風に表現しています。

 

AIによって、失業や低賃金といったリスクは抱えるかもしれませんが、それ以上にダブルワークや新しい自分の価値を作るなど、ポジティブな面でも変化あるということです。

 

お金と労働の分離が進む

 

今までは労働によってお金を稼ぐため、労働というのはお金を稼ぐという手段とみられていました。

 

しかし、テクノロジーによってお金を前の時代よりも簡単によって稼ぐようにできるなると、労働に対する価値観が変化することになります。

 

お金がある人はたしかにすごいですが、そのことが絶対の価値ではなくなる。つまり、お金が単なるパラメータの一種であると気づくようになるとのことだ。

 

お金と労働は本来全く関係のないものなのに、さもそれが連結しているように感じるのは教育のせいであると落合氏は言っています。

 

労働とは本来尊いものであり、お金でその価値が判断されるものではない。労働はお金が発生しなくても、やりきるというのが本来の理想。

 

だけれども、現代ではお金が発生しない仕事は価値がない。もしくは、賃金の低さから労働の価値は低いと思われがちです。

 

これは本来の労働の考え方とは間違っており、最終的には、労働は金銭の価値から離れて価値を計られるようになるだろうということです。

 

つまり、いずれこの労働に対する価値観が変わり、自分が何のためにこの仕事をするのか考えるようになるということですね。

 

まとめ

 

AIによる超効率化は、いままでの労働に対する価値観を大きく変えてしまうそうです。今まで当たり前に思っていた考え方は、10年後には古い考え方になってしまうのかもしれません。

 

テクノロジーという立場から世界の最先端を走っている落合氏の意見には今後も注目していきたいと思います。

 

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