youtuberは終わり！？広告収入の仕組みと、稼げる額は？

 youtube広告収入を新規で得るのは不可能！？

youtubeには、動画を提供する人のためのインセンティブになるように「パートナープログラム」が用意されています。これに登録することで、動画配信者は自分の動画に広告を出すことだでき、再生回数、ユーザーの視聴時間に応じて広告料が決められ、報酬として、与えられます。

しかし、このパートナープログラムは全ての配信者が登録できるのではなく、配信者の増加に伴って、広告を載せてもよいチャンネルかどうかの審査があります。審査される条件は以下の二つです。

１）チェンネルの過去12か月の総再生時間が４０００時間以上

２）チャンネル登録者が1000人以上。

この二つの条件が新たに加わったことによって、すぐにyoutuberとしてデビューしお金を稼ぐというのが非常に難しくなりました。ある程度の投稿数、そしてコンテンツの充実、そして人気がなければ広告を載せるということができなくなったのです。

これにより、ユーザー同士の相互フォローの動きも増えてきたということで、これが果たして正解であったのかは疑問が残ります。

ハードルの上がったYoutubeの広告制度

今までは、再生回数が10000回以上あれば、パートナー制度に申し込むことができました。これでもかなり、厳しくなったと言われている中で、今回の規制強化によってますます広告収入で稼いでいくのが難しくなりました。

これはYoutube側がクリエイターの保護を優先するために作ったものらしく、コンテンツをパクリ簡単に再生回数を伸ばす人たちに広告プログラムを利用させないようという狙いらしいです。

たしかに、動画をmp4ファイルでダウンロードすることは少しグーグルで検索してしまえば、簡単にできてしまいます。そのまま動画をダウンロードしたものをアップロードし投稿することで、再生回数を稼ぐ等の行為は、クリエイターの意欲を削ることにつながります。

このような観点から見るに、クオリティの高い動画を維持するためにも、今回の審査条件の変更は必要であると思われます。

では、次にこの難関を無事乗り越え、広告を載せることができるようになった時にどれくらいの額を稼げるようになるのかを考えていきたいと思います。

Youtubeの広告でいくら稼げるの！？

以前までは、再生回数一回につき0.1円ほどの広告収入があると言われていました。しかし、みなさんがご存知の通り、2017年にYoutuberという人たちがあふれるほど増え、最近では0.02円ほどになっていると言われています。

さらに、Youtubeの広告の報酬の仕組みは依然より、複雑化されており、ユーザーのアクティブ時間等を考慮して算出されるので、明確な数字がありませんが、現在は0.02-3円ほどが新人Youtuberの稼げるラインだそうです。

つまり動画が月に10万回再生されたとしても、収入はたったの2000円しかないということになります。撮影から編集まで何時間もかけ、ようやくアップし、厳しい審査にも合格したのに、額にしてみれば、わずか時給2時間分という雀の涙ほどしかありません。

実際にYoutubeに動画を出している９９％のチャンネルは1万円以下の収入しか得られていないというデータがあります。

つまり、これからYoutubeデビューをしようと思っている方がいて上位１％に入れるようなコンテンツで勝負できる自信があるなら、取り組んでみてもいいかもしれません。しかし、現実的に今から新規で入るというのは、このくらい壁が高いということを覚えていてください。

まとめ

たしかに、今トップを走っているYoutuberは何億という数字をたたきだし、サラリーマンの生涯年収をあっという間に超えるほどの収入を得ています。しかし、実際にこのような収入を得ているのは上位1％以下の人たちであり、かなり少数です。

現在、Youtuberは楽しく稼げるというイメージが先行していますが、それは間違いであり限りなく努力によって競争を勝ち抜いた１％がそれで生きていけるということになります。

好きなことをして生きていくのは、楽しいかもしれませんが、非常に難しいのです。これからトライしようと思っている方は、その状況を加味して挑むといいかもしれません。