落合陽一から学ぶプログラミング教育よりも大切なこと
どうもマルチメディア.com のRavaです。
現在大きく取り上げられているプログラミング教育。これから大規模なIT革命が起こるとされているなか、そのための人材を育成しようと各省庁で動きが起こっています。
実際に近いうちに、小学校でのプログラミング教育がスタートし、日本人が教養としてプログラミングを覚える日がやっていきます。
そんな新しいIT社会に入る前に、知っておかなかければならないのは、私たちは何のためにプログラミングを学ぶのかとういことです。
周りが始めたからでは、意味がありません。
大切なのは、なぜプログラミングを始めるのかという点です。
今回は、落合陽一さんから学ぶプログラミングを学ぶよりも大切なことを紹介していきたいと思います。
落合陽一
名前:落合 陽一(おちあい よういち)
生年月日:1987年9月16日
出身:東京都
大学院:東京大学大学院学際情報学府 修了
東京大学大学院学際情報学府博士課程 修了
Pixie Dust technologies, Inc CEO
親はプログラミングを理解していない
親というのはいつの時代も子供に指針を与える存在です。しかし、その親が現在のコンピュータでどのようなことができるのか、子供が大人になるころには、どのような技術が必要になってくるかを理解していません。
そのせいで、どうやら多くの親が見当違いな教育をしているようです。
たしかに、プログラミングというのはこれからのソフトウェアを構築するためには重要なスキルです。
しかし、コンピュータが理解しやすいような母語を使うスキルは、そのこと以上に重要になってきます。
プログラミングは言ってしまえば、ツールの域を出ません。算数ができるとあまり変わらないのです。小学校からプログラミングができるはたしかに素晴らしいかもしれませんが、
システムを構築できなければ意味がない。
自分の考えをロジカルに説明し、設計するスキルがなければツールも使い物にならない。
だからこそ、言語を学ぶことよりもプログラム的思考を養っていくことが重要であるのです。
きっと今現在習っている言語は、子供たちが大人になるころにはもっと素晴らしい言語が登場し、使われなくなっているでしょう。
しかし、事前に自分の考えをロジカルに説明できる能力が養われていれば、どんなプログラミング言語にも自分の理想を反映することができます。
それが、プログラムを学ぶことよりも大切なことなのです。
※落合陽一 著「これからの世界をつくる仲間たちへ」より
まとめ
今回は落合さんの言葉を簡単に要約させてもらいました。
これからくる大きなIT社会の変化に対応するためにプログラミングは必須と言われています。しかし、それよりも大切なことは、論理的思考力だと落合氏は言います。
たしかに、プログラムを書けてもいいシステムを作ることができなければ意味ないですもんね。
これからも引き続き落合氏の言葉には注目ですね!!
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